今回はDHAとEPAを摂取する量についてみていきたいと思います。

多くの人がDHA・EPAの必要な量を摂取するのは簡単だと感じていますが、実はそんな裏で気をつけなくてはいけないのが過剰摂取なのです。

DHAおよびEPAの摂取量の目安について

厚生労働相が奨励しているのが1日に1000mg、つまり1gのDHA・EPAを摂取することです。量的に考えると、どうみてもこのような量は楽勝で摂取できると思うことでしょう。

あるいはまとめて摂取すればいいなんて思っている人もいるかもしれません。

ですが実情は深刻なもので、DHA・EPAは魚から摂取することができるということは多くの人が知ることですが、魚をどれくらい食べればいいのかというと、実に1日でマグロ800gほどになります。

魚をよく食べるという人でさえ厚生労働相が目標としている摂取量の3分の2程度しか摂取できていないのが現状です。

さらにもっと追い討ちをかけるような話をすれば、加熱調理によって入っているEPAおよびDHAは酸化して減少するということが分かっています。

データでは食の欧米化にともなって魚を食べる人が減ってきています。それは肉料理の頻度が増え、魚の消費量が減少しているのです。

マグロ800gでようやく厚生労働相奨励の量が達成できますが、マグロをいつも食べるわけにはいきません。そのために良く食事などを考えて摂取していかなければなりません。

 

DHAとEPAを摂取する目安量について

厚生労働相が奨励している量がすべての人に必要だとは限りませんが、逆に足りるとも言い切れません。そこで設定されているのが摂取基準です。

n-3系脂肪酸の食事摂取基準(mg/日)

性別 男性 女性
年齢 摂取基準(mg/日) 摂取基準(mg/日)
0〜5ヶ月 900mg 900mg
6〜11ヶ月 800mg 800mg
1〜2歳 700mg 800mg
3〜5歳 1300mg 1100mg
6〜7歳 1400mg 1300mg
7〜9歳 1700mg 1400mg
10〜11歳 1700mg 1500mg
12〜14歳 2100mg 1800mg
15〜17歳 2300mg 1700mg
18〜29歳 2000mg 1600mg
30〜49歳 2100mg 1600mg
50〜69歳 2400mg 2000mg
70歳以上 2200mg 1900mg
妊婦・授乳中 1800mg

 

DHA・EPAの過剰摂取量に関して

DHAおよびEPAを摂取する目安量や目標量に達してこのまま続ければいいのだろうと思う人もいると思いますが、体に体調不良を催す危険性があります。そのため毎日コツコツ摂取するということが大切なのです。

アメリカにおいては3000mg程度までならば摂取しても大丈夫だとされていますが、嘔吐や下痢などの症状を訴える危険性が高いので日本では大丈夫とされていません。

これに気をつけるべき人は摂取摂取と意識が高く青魚まではいいですがサプリメントまで追加して摂取している人々です。また血液が固まらない病気を持っている人も要注意です。

なぜならば薬の作用まで無効化してしまい血をサラサラにする効果を持っているからです。

このようにDHA・EPAの摂取には注意して摂取することが必要な場合もあります。